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憲法改正は必要なのか(3)

昨日は「権力者ってなに?」ってことを書きました。権力者=為政者、って置き換えてもいいと思いますが、
どうして一番最初にこの話をしたかと言うと、憲法ってなに? を説明する大前提として、そもそも憲法が誰のために、誰に対して定められたものなのか、ということを一番最初に理解しなくちゃいけないからです。
結論から言うと、憲法はこの「権力者(=為政者)が守らなくてはいけないルール」を定めたもの。
教科書的に言うと「憲法は権力(者)を縛るもの」なわけです。 この原理は13世紀のイギリスから始まってアメリカの独立戦争後に確立したと言われていますが、現代では説明するまでもなく世界各国の常識となっています。
「海の水は塩辛い」というのと同レベルの常識ですねえ…
かつて安倍元首相は国会で、これは「かつて王権が絶対権力を持っていた時代の主流的な考えだ」というトンデモ発言をしたわけですが、そもそも憲法改正を議論している国会議員自体がこれを理解していない(というか、受け入れたくないんでしょうね)し、自民党HPに高々と掲げられている日本国憲法改正草案(全文)はその典型的な例ですね(ハズカシイ…)
では、今日はこのへんで。

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