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憲法改正は必要なのか(5)

このブログでは、憲法改正は必要なのか、変えるとしたらどこをどう変えなければいけないのか、それを考える場にしたいというのが最初のテーマなのですが、その本題に入る前に、そもそも憲法って何なのかをしっかり踏まえる必要があると私は思っています。
国会での憲法議論や昨今のネット上の書き込み然り、そのあたりをすっ飛ばして改正賛成・反対を叫ぶばかりで、だからこそ何一つ議論が進まない。どちらの主張もたしかに一理あって認めるけれど、どれも穴だらけ。 
じゃ、いったいお前はどっちなんだよ! というご指摘もあると思うので最初に立場をはっきりさせておきますが、私は積極的に憲法を改正しようとする立場でもなければ憲法改正まかりならぬという立場でもない、改憲容認派です。
変える必要があるなら変えればいい。ただし国民投票で一票投じる私たち国民に対してちゃんと説明してよね、ということです。
自民党の改憲草案ははっきり言って「火事場泥棒」です。以前ある参議院議員(無所属)にこのことを聞いたら「自民党議員の中でも、さすがにあれはまずい、という人が多い」と話していました。9条の部分だけに目を向かせて、ちゃっかり他の条文も一見わからないように書き換えてある。でも普通の国民はそんなことわかりっこないし、関心もない。
そりゃそうです。憲法は権力者(=為政者)に宛てられたものなんですから。
とりあえず今日はこれくらいにして、明日少し深堀りしようと思います。
では。

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