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憲法改正は必要なのか(19)

昨日の続きです。
毎日新聞のスクープにマッカーサーが腰抜かしたのが2月1日、そのあと「これにしなさい」と言ってGHQがGHQ案を松本委員長に手渡したのが2月13日。GHQが草案作成に着手したのが2月4日だから、この時系列だけ見れば正味一週間強でGHQ案ができたことになりますね。安倍元首相は産経新聞のインタビューで、今の憲法は「GHQの、憲法も国際法も全く素人の人たちがたった8日間で作り上げた代物だ」と発言しています。
ちなみに作成にあたったホイットニーGHQ民政局長は弁護士資格を持つ法学博士、同じく作成にあたったGHQ民生局次長のケーディスはハーバード大学院を出て弁護士になってるんですけどね…
これを突かれた安倍元総理は「短期間に作られたという事実を言っただけだ」「総理大臣が事実を述べてなにが悪い」旨の発言をして居直っています。
私は以前、この押し付け憲法論にこだわっているから議論が深まらないんだという内容の話をしました。
事実を積み上げてきちんとしたロジックを作ることができていないんですよ。「気に入らん」という感情的な部分だけが前に出て、護憲派から反論されると居直るかそうでなければ無視する。
これは保守派の一部おバカさん議員やネトウヨさんたちに見られる典型的な思考回路ですね。
では今日はこのへんで。続きはまた明日。

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