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憲法改正は必要か(71)

別に憲法改正賛成か反対かということを考えていたわけでもなく、まして憲法のことなどほとんど関心がない。
たしかに自衛隊を明記するとか、自衛権とかの話は聞いたことはあるけど、そのときはそうかなと思うくらいでそれだから自民党候補に投票しているわけでもない。
ただ自分や自分の子供が戦争に行かなきゃならないなんて言うのは嫌だし、徴兵制なんてのもアリエナイと思う。
憲法変えないと不都合があると言ってもこれまでそれでずっとやってきたわけだし、76年間変えてこなかったのは国民自身だから、まあ、いまさら冒険する必要はないよね。

おそらく国民の多くの意識はこんな感じじゃないですかね。
日本人の特性ー変化を好まない、あるいは他人と足並みを揃えてしまうーがこうした意識を作り上げるんでしょう。
渋谷センター街の若者に至っては、「ケンポー? 少林寺拳法のこと?」なんて答えが返ってくるのが関の山です。

76年という年月で憲法が国民に根付いている、という説明がよくなされますが、私自身は逆で、国民が憲法に馴染んでしまった、国民が憲法に適合してしまった結果だと思います。

だからこそ、この平時のうちに国民が憲法に関心を持たないと、自民党改憲草案のように火事場泥棒そのものの案がまかり通ることになります。
何度も言いますが、気づいたときには手遅れなんですよ。

明日からはこれまで検討してきた改憲派の主張についてまとめていこうと思います。
では。

 

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