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憲法改正は必要か(53)

与党を支持するのか野党を支持するのかどっちだ? と聞かれれば、
私の立場を予め明らかにしておくと、明らかに今の野党ではない、ゆえに消去法で言えば自民ということになるのですが、
でも自民も今のような難解なスローガンを掲げている間は積極的に支持しようという気にならないわけです。

昨日私は自民党の立党宣言、そして立党50年、立党55年に発表された綱領、その憲法部分をご紹介しました。
実際に他の中身も見てみると、順を追うにつれてだんだん理念的になって、最後は精神論、伝統的な日本人の
心なるものが全面に出てきているわけです。
人間の内面や価値観は制度ですぐ変わるものではないです。長い長い年月をかけてアメリカが変えてしまいましたからね。

そんな中で、昭和30年の自民党結党の決意は実に明快で、今読んでもなるほどと思いますし、今の時代でも十分に
通用する中身になっています。
当時の時代背景や世相が垣間見えますが、今の時代に当てはめても十分に通用する内容になっています。

昭和30年の宣言は、問題点を明確にして、立党の理念も具体的に挙げて、そして今後どのように変革していかねばならないかをしっかり説明しています。
いまの自民党の理念、宣言がこのようなしっかりしたものになっているならば、ブレることなく改憲議論も進むに違いないと思います。

明日はこの自民党立党の理念をご紹介しましょう。

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